Diary

手足口病にご注意を!


東京などでは数週間前から流行し始めたため注意喚起がされていた“手足口病”が、先週あたりから徐々に保育園にも忍び寄って来たようで、今日も欠席したり、登園したもののお迎えに来て頂いたりする子どもが増え始め流行の兆しがみられます。この手足口病、感染するものの出席停止扱いになっていないこともあり、子どもが痛がらなかったりすると、登園することも多くあっという間に蔓延してしまう傾向があります。そのため、今週末にお泊まり保育を控えている5歳児クラスの先生たちと保護者の方々は手足口病に罹らないようにと戦々恐々か早く良くなりお泊まり保育に間に合いますようにと願っていることでしょう。ちなみに、子どもが罹る病気と思われがちな手足口病ですが大人でも体調が優れないと罹ってしまうことがあるようですのでお気おつけください。
 そして、僕が心配しているのは、前述の手足口病とは違い、子どもを「叩いてしまう」「蹴ってしまう」「暴言を吐いてしまう(叱責する)」という、近年子育てに悩んだり仕事のストレスにより大人が罹患してしまうことが多い手足口病(僕が勝手にそう名付けている)で、叩く蹴る叱責するということがエスカレートすると一般的に虐待ということになります。暑くなり薄着になったり、窓を開けることが多くなるこの季節、体に残るアザや空いた窓から聞こえる声でこれまで気づかなかった虐待に気付きやすい時期と言えますが、流行りつつある手足口病が増えることがないことを願うばかりです。
2015年07月21日(火) No.1600 (園長日記)

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