Diary

たくさんの気づきとヒント


研修二日目の今日は各分科会に分かれて研究発表をお聞きするという研修でした。僕はR先生と同じ分科会に参加し「障がいをもった子どもたちとの関わり」「研修会参加後の復命(園内研修)の仕方」「親と子の共育て(乳児保育・0歳児)の保育から」etcの5つの研究発表をお聞きしましたが、中でも僕たちも3年前に園舎の移転新築の際に実際に経験したことと同じような苦労や悔しさを経験なさった園の発表を聞き、「そうそう、わかるわかる」と思うとともに、懐かしさ!?さえ感じ、共感を覚えました。また、その他の発表からも保育への気づきとヒントを与えてもらいました。ある保育の取り組みは来月の夏祭りに活かせそうなアイディアのように感じたので、連休明けの会議の際に提案し可能であればコーナー遊びに加えてもらおうと思います。
 さて、話は一転しますが、現在開催されている国会の中心であった(ある)安保法案が衆議院を通過しましたが、この安保法案の他にいくつの議案が話し合われどれくらいの議案が可決あるいは否決されているか、何人の国民が興味関心を持ち知っているのでしょうか?僕自身もその数すら知りません。北欧の諸国では議員は副業(ボランティア)のようなもので、ほとんど報酬をもらうことなく自分たちの国や生活を真剣に考え活動していると聞きます。そのため、税金がどのように使われているかよく知っています。一方、日本では国会議員の平均年収は3000万円!東日本大震災の被災地の復興がなかなか進んでいないというのに、2020年に開催される予定のスタジアムの建設費用は桁違いな額に膨らみ多くの国民が関心を示し、話題になり結果として0ベースでの建設見直しとなりました。このことに関連し、M元首相は「2500億円程度のお金を国が払えないとは・・・」という発言をしていましたが、その金銭感覚の違いに(@_@)ビックリしたのは僕だけではないのでは。なぜなら建設費の全ては税金であり、1日2500円以下の生活費で生活している人たちがたくさんいるのですから・・・。
2015年07月17日(金) No.1599 (園長日記)

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