Diary

ソックリ!?


今日は5歳児の味噌造り同様すっかり保育園の恒例行事となった“羊の毛刈り”の日でした。これまで何度か経験している子どもたちは、トラックに乗せられた羊がやってくることを楽しみに待っていたようですが、あいにく午前中は仙台で仕事をしてから出勤しなければならなかったため、子どもたちがどんな風に喜び、どのように毛刈りを体験させてもらったか見ることはできませんでしたが、先生たちからの報告によると、昨年はひつじの鳴き声を聞いただけで動きが止まってしまった1歳児のMちゃんも、怖がることなく参加してくれたようですし、2歳児の子どもたちも昨年とは比較にならないほど様々な反応を見せていたようです。毎年のことですが、モコモコしていたひつじがヤギのように痩せてしまうことに衝撃を受けたり、刈り終えた羊毛の匂いやベタベタすることに気づいたことと思います。そんな羊毛をしっかり洗い、今後の保育に生かすことになりますが、その前に保護者の方々にも刈ったばかりの羊毛をご覧いただくために、担当の先生たちが玄関先に展示してくれていたのですが、保育園を卒園し小学生になった子どもたちがお母さんやお父さんと一緒に弟妹を迎えに来た際、「あっ、ひつじの毛だ!」といって羊毛に触ったかと思ったら、「久しぶりに触った〜!」と言って嬉しそうにしていました。僕は、この「久しぶりに」という言葉を聞いて、毛刈りの経験がしっかりと記憶に残っていてくれていることが伝わってきてとても嬉しくなりました。
 ところで、普段、ひつじの鳴き声を聞く機会など多くないと思いますが、保育園の子どもたちも先生たちも園長が真似するひつじの鳴き声に触れて(慣れて)います。そんなことも関係しているのか、今日、実際にひつじが到着して鳴いているにも関わらず、午前中いないはずの園長が鳴いていると思っていたのだとか・・・。ひつじだけに“メー惑”な話です。
2015年05月27日(水) No.1561 (園長日記)

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