Diary

保育園のアイドル!?


ちょうど5ヵ月前の11月28日、子どもたちに手伝ってもらって冬眠させてあげたカメは夏を思わせる陽気になったにも関わらず、一向に起きる気配がありません。もしや、天に召されていたりするのでは?と心配になり時々飼育ケースを覗いて生死の確認して生きていることは確認していたのですが、動く気配がありません。しかし、さすがにそろそろお目覚め頂たく、今朝、半ば強制的に叩き起こし、水を張ったタライに移してみました。するとどうでしょう、眠っていたのではなく、目覚めていたのに動かずにいたらしく、気持ちよさそうに泳いだり、石の上で甲羅干しをしたり・・・。そんなカメの姿に、これまでカメが冬眠していた飼育ケースに見向きもしなかった子どもたちまでもがカメに目ざとく気付き、タライを囲み「うわ〜カメだ〜!」「どこからカメでてきたの?」「なんだか大きくなったんじゃない?」と大喜び(大騒ぎ)し、中には恐る恐る触ってみる子どもたちの姿が見られました。そのカメは5ヵ月間も食事をしていなかったこともあり、当然のことながらお腹がすいていたらしく、水に浮かべた餌を残さず食べてくれただけでなく、職員室に迷い込み僕に叩き落とされた“スズメバチ”もしっかり食べてくれましたし、今後は子どもたちがミミズや様々な虫たちを与えてくれることでしょうから、今年もまた間違いなく一回り大きく育ってくれることでしょう。
 それにしても、話すわけでもなく、特別可愛らしいわけでもない!?カメがなぜこんなに子どもたちの人気があるのか?不思議な気がしないでもないのですが、確かに、今後、時々園にお見えになる同じ爬虫類のヘビよりは愛嬌があることは間違いないですが・・・。
2015年04月28日(火) No.1543 (園長日記)

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