Diary

日々勉強!


入園・進級から三週間、進級児は新しい保育室にすっかり慣れ、初めての保育園生活に涙していた新入園の子どもたちからも笑顔が見られるようになってきましたが、まだまだ新入園の子どもたちは、先生がどんな性格なのか探るようにして過ごしているように感じます。また、進級児は大好きな先生が新入園児にばかり目が行き、独占されてしまわないようにと、わざと叱られるような行動をして反応を見る姿があります。
 ところで、そんな新入園の子どもたちの中で4歳児H組の新入園児のS君はなぜか、毎日僕の行動を観察するかのように行動を共にしたがり「園長先生、なにしてるの?ぼくもする」と声をかけてきます。今朝も担任のN先生が子どもたちと鬼ごっこをしているというのに、S君は“金魚の⚪︎⚪︎”よろしく、特別なことをしていない僕の後を付いてくるのです。そこで「S君、H組のお友達はN先生と鬼ごっこしてるから行ってみたら?」と話してみたのですが、S君は「ううん!ぼくは色々なことが知りたいから園長先生と一緒にいる」というのです。どうやら、S君は僕が何でも知っていると思ってくれているらしいので「じゃあ、どんなことを知りたいの?」と聞いてみると、な・な・なんと「どうして恐竜は絶滅したの?」「どうして体って大きくなるの?」という4歳児とは思えないような質問をしてくるです~_~;。一応、簡単に説明はしましたが、できることなら僕がすぐに答えてあげられる質問をしてくれるといいのですが・・・。なにはともあれ、疑問を持つこと、知りたいと思う時こそが子どもの本当の学びの時です!そう考えると、これからS君にどんな質問をされてもしっかり答えてあげられるように様々なことを勉強しておかなければ・・・。
2015年04月21日(火) No.1538 (園長日記)

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