Diary

恥ずかしい


午前中日が射し、暖かかったのに、午後、子どもたちがお昼寝から目覚めるころ雲が広がり暗くなって来たと思ったら、稲光が走り、雷が鳴り、雨が降り、風も強まってきました。こうなると、多くの人の目を楽しませた桜の花が一気に散り始め、掃除が大変になります。教養のない僕は、このような桜の花を散らす雨のことを“花散らしの雨”と言うと思っていたのですが、実は“花散らし”の本来の意味は「三月三日を花見とし、翌日若い男女が集会して飲食すること(広辞苑より)」だったこと、そして、肝心な、花びらを散らす雨は“桜流し”と言うことを恥ずかしいことに今頃になって知りました。日本語には、雨や風を表現する言葉がたくさんありますが、同様に「桜」に関する言葉もたくさんあり、いかに日本人が桜が好きか知ることができます。
 さて、この桜好きは大人だけのことではないらしく!? 5歳児の2クラスの子どもたちは担任の先生たちと相談し「さくらまつりinひかりのこ」と称したイベントを開催し、団子を作り、その団子を食べながら花見をしました。また自分たちだけが楽しむだけではなく、他のクラスの子どもたちや先生たちにも団子をふるまって花見を楽しんだようです。こんなことができるのも桜の木に囲まれた素晴らしい園庭(保育環境)があるから成せること。お花見だけでなく、今後も先生たちが子どもたちとともに、この保育環境を生かした保育をしてくれることを期待しながら、できる限りのバックアップをしたいと思います。
2015年04月15日(水) No.1534 (園長日記)

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