Diary

ものづくり


昔、日本はものつくり大国とか、技術大国と呼ばれていましたが、近年は人件費の安い東南アジアや中国などに日本企業が工場を作るなどしたことが原因となり、大企業を支えてきた中小企業は衰退の一途をたどっています。確かに昔のように「安かろう悪かろう」というもの作り減ったようですし東南アジアや中国を蔑むつもりはありませんが、もし、同じような商品が、そのような海外の国で作られたものと日本製のものと同じ価格であったとすれば、やはり、日本製を選んでしまうのではないでしょうか?
 一方、最近、シンプルで無駄のないデザインが人気の北欧家具販売店、I⚪︎E⚪︎のおもちゃは確かに洗練されていると思いますが、自分で組み立てるという場合、その組み立て手順の説明書やネジのクオリティーは間違いなく“MADE IN JAPAN”の方が上だと感じます。なぜなら、今日、子どもたちのために組み立てた、おもちゃのキッチンの作成手順が日本製(日本人)だったらこうしないだろうという点がいくつかあり、お国柄の違いを感じたからです。そのため、同じキッチンを3つ作らなければならなかったのですが、動物的勘と経験から1つ目と3つ目では組み立て手順を変えることとなりましたとさ・・・。
2015年03月30日(月) No.1520 (園長日記)

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