Diary

美容と健康、そして未来のため


家族の仲がよく、いつもにこにこしている家には、自然と幸運がめぐってくるという意味の「笑う門には福来たる」という諺がありますが、「笑う」ことは、顔の筋肉のほとんどを使うことになるため、美容に効果があると聞いたことがあります。また、ストレスを溜めイライラすることと正反対で健康のためにもとても良いことは誰でもお分かりのことかと思います。そんな意味からも今日のお祝い会でのだしものの「変身トンネル」の劇は子どもたちと先生たちの“美容と健康”にぴったりだったようです。この劇のために様々な演出や準備の中心となってくれた2歳児T組のY先生は子どもたちが楽しく過ごせることだけでなく、自分も楽しく過ごすことをも考えて準備や演出をしてくれることもあり、今日の劇も子どもたちが大喜びしたのはもちろん、見てくれた先生たちも演じた先生たちも大笑いしたので明日にはみんな、これまで以上に健康な美男美女になっていることと思います。ところで、演出家のY先生はいつも笑顔だけでなく、その笑い声は、昨日僕が暖炉に薪を入れているときに、保育室からランチルームまで響くような大笑いをしていたのです。その笑い声は家族でゴールデンタイムに楽しい番組を見ているときのような笑い声で、いったいどうして笑っているのかわからない僕までがその声だけで笑顔になってしまうほどでした。
 一方、こんな笑顔と対照的に5歳児の中には今日で本当に保育園とお別れの子どもたちがいたため、寂しさも感じる一日となりました。ところが、その中の一人であるM組のS君が「未来予想図」とでも言える平成45年の自分の姿を予想した履歴書を持ってきてくれたのですが、そこには、様々な業種に混ざってしっかりと「第一光の子保育園保育士」と書かれているではありませんか。こんな履歴書・未来予想図を受け取るのは初めての経験でしたが、約20年後、僕が園長として勤務しているか、また生きているかわかりませんが、S君が保育士として戻ってきてくれたなら本当に嬉しいこと、楽しみなことです。
 さて、今朝の新聞では宮城県の教職員の退職や異動が伝えられるなど新たな生活の始まりの季節でもあることを改めて思い知らされますが、今朝のNHKのニュースでは桜前線とともに、ツバメの飛来予想が伝えられていました。ツバメや鮭は生まれたところへ戻ってくる習性がある生き物!新聞で伝えられている県内の様々な学校の先生たちのもとで勉強した子どもたちが一人でも保育園を目指して戻ってきてくれることを楽しみにしなければ・・・。
2015年03月25日(水) No.1517 (園長日記)

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