Diary

年長児の成長の陰で


このところ、卒園し就学する5歳児の子どもたち中心に目と心が向いていましたが、そんなことに反省しながら進級する、3歳未満児の子どもたちに目を向けてみると、この一年で心身ともに成長していたことに気づかされます。特に、結構な風が吹く中、1歳児S組の子どもたちが保育室を出て未満児用の園庭とその園庭にある小さな築山で遊び始めたのですが、数ヶ月前まではおぼつかない足取りで歩いていたと思っていた子どもたちが、本当に驚くほどしっかりとした歩き方で(転びそうになることなく)山を登り下りができるようになり、中には駆け下りる様子まで見られるのです。また、3歳以上児の子どもたちが使っているとなかなか使うことができないワイドカート(手押し車)や三輪車といった乗り物の遊具の扱いも心配がなくなってきたように思えます。0歳児の子どもたちも僕の顔を見ても泣かなくなってくれたように思いますし、2歳児クラスの子どもたちはパン作りや秋から畑で育てている豆の手入れなど計画性や継続性を持って過ごしています。また、職員室に聞こえてくる3歳児の子どもたちの歌声は音程も歌詞も、そして何よりボリュームも十分!!で、様々なことに自信がついていることが伝わってきます。そして、来月から保育園で最高学年になる4歳児は現在、5歳児から当番の引き継ぎ(日課の人数当番=欠席調べ)をすることで年長児になる自覚が出てきていることがとてもよく感じられます。あと10日後には4月となりますが、進級する子どもたちにもしっかりと目を向け、明日の“お祝い会”では、卒園・進級する子どもたち一人一人の成長を改めて神様に感謝したいと思います。
2015年03月24日(火) No.1516 (園長日記)

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