Diary

V


日本での越冬を終えた白鳥たちが、いよいよシベリアなど北の国に北帰行する時期を迎えたのでしょう、このところ園庭の上空を見事なV字編隊を組んで飛んで行く様子が見られるようになりました。この数ヶ月間、日本でVacation(休暇)を過ごし、各地でVolunteer(ボランティア)の方々にVegetable(野菜)やパンなどの餌をもらい、十分な栄養と体力を付けたであろう白鳥たちは、Virus(ウィルス)に感染することもなく、見慣れたView(景色)を後にVision・Vista(見通し)をもって仲間たちとVoice(声)を掛け合いながら、自分たちのVillage(村)を目指し、長いVoyage(旅)に出掛けます。
 ご存知かと思いますが、そんな白鳥たちの長旅は必ずV字形に編隊を組み、風の抵抗を受ける先頭だけが疲れないように、先頭が入れ替わりながら飛んでいるのです。その姿は、世界最高峰の自転車レース“ツール・ド・フランス”などでも見られ、ベテランであろうと新人であろうと関係なくチームのVictory(勝利)のためにペダルをこぎます。今年度の保育を間もなく終え、新年度を迎えることになります。しかし、白鳥や自転車レーサーのように交代することなく大変な部分を同じ人が担っていたことがあったかも知れません。しかも、僕はいつの後方を走っていたのかも知れませんが、かといって主任や園長が先頭にばかりいたのでは若い職員が育たないことも事実!これまでをふり返り先頭を交代しながら残りの数週間を走らなければ・・・。
2015年03月09日(月) No.1505 (園長日記)

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