Diary

18・20・2・5


今日は今年度最後のサッカー教室でした。今年度も、月一度子どもたちのために二人のコーチが仙台から来てくださり、サッカーだけでなく楽しく身体を動かす遊びを紹介してくださいました。ところが、「能ある鷹は爪を隠す」のごとく、いつもはコーチたちが持っているポテンシャルを発揮するようなことは控え、子どもたち相手にボールを蹴るようなことはなく、とにかくサッカーを楽しむことを知ってくれるように徹してくださっていたのです。
 ところが、今日のサッカー教室は5歳児にとって保育園生活最後ということもあり、コーチの配慮から、いつもならばN組・M組というクラス対抗でしている試合をN組18名対コーチ2名、N組20名対コーチ2名の試合形式にして行ってくださったのです。ところが、どうでしょう、N組18人(36本の足)、N組20人の子ども(40本の足)がたった2人のコーチ(4本の足)相手だというのに、コーチたちの驚くばかりのボールさばき、しかも、手加減しているにもかかわらずボールと足が見えない糸でつながっているかのような動きに全く歯が立たずお手上げといった感じ。それでも、手加減してもらったお陰で、N組M組それぞれなんとか同点で最後のサッカー教室を終えることができました。それにしても、コーチたちの実力を目の当たりにして、僕を筆頭に子どもたちみんな驚きだったことと思います。
 さて、話は一転しますが、今朝5歳児N組のRちゃんが僕のところへやってきて突然「ねえ園長先生、園長先生は、今まで何人彼女いたの?」という子どもにしかできないと思うようなストレートなドキッとするような(驚くような)質問をしてきたのです。「園長先生は、もてたことなから・・・。」と返事をしたところ、Rちゃんは明るく「ママはね、5人だったんだって。でも、別れちゃったんだって」と・・・。Rちゃんのそんな返事にどう対応すればいいのか考えつつもとっさに出てきたのは「Rちゃんはどんな人がいいの?」という下らない質問だったのです。そんな問いにRちゃんは「Rは、園長先生みたいな人がいい」と思いもよらない返事を返してくれたのです。そんなこともあり、ぼくは「・・・?」それでも、ほんのちょっと間を開け「どうして?」と聞いてみると、「だって、目が悪い人が好みなの」という笑ってしまうような返事・・・。そこで出た一言が「えっ!?そこ?」。でもRちゃんの好みが本当にそうだとしたら、かなり幅が広いということ。メガネやコンタクトなど必要ないにこしたことはありませんが、目が悪いことも時にはいいこともあるのかもしれません。それにしても、Rちゃんの一言に対し、もう少ししっかりと突っ込みを入れておかなければならなかったと反省した次第です。
2015年03月06日(金) No.1504 (園長日記)

No. PASS