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先生の鏡
今朝のNHK 5時台のニュースで以下のような素晴らしい先生のことが伝えられました。
静岡県立商業高校の卒業を控える生徒たちにとって高校生活 最後となる社会のテストで担当の澤井先生は、25問もの選択問題が出題しました。その問題を解いていき、答えを確認した生徒はある事に気付き皆、思わず笑顔に包まれるという。何故なら、
1、ゆ 2、め 3、と 4、き 5、ぼ 6、う 7、を8、も 9、つ 10、て11、が 12、ん 13、ば 14、れ 15、よ16、さ 17、よ 18、う 19、な 20、ら21、ま 22、た 23、あ 24、お 25、う
解答をつなげると卒業して社会へと巣立つ教え子たちへ「夢と希望をもって頑張れよ。さようなら、また会おう」というエールが送られているからなのです。先生は実習生の時に生徒だった子どもからもらった「先生になっても、自分が生徒であったことを忘れないで欲しい」というメッセージ(手紙)をもらったことに感動し、教師になって38年間ずっと、「頑張れよ」という思いがどうすれば生徒に伝わるか考え、3年生最後のテストで必ずこういったメッセージを送っているというのです。なんと素晴らしいテスト、粋な計らいなのでしょう。こんなメッセージを送ってもらった生徒たちは、素敵な先生に巡り合えたことに喜び、幸せを実感し(感謝し)絶対に先生を忘れることはないでしょう。来月には卒園式を迎えますが、卒園する子どもたちにとって出会った先生達はどんな風に写っているのでしょうか・・・?一人でも多くの子どもたちが「保育園楽しかった」と言ってくれることを願いながら残り少なくなった園生活を過ごしたいものです。
2015年02月24日(火)
No.1496
(園長日記)
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