Diary

collector


突然、奇想天外なことを始めたり、訳の分からないことで、大笑いする子どもたちの姿を見ていると、彼らの頭の回路はどうなっているのだろう?そう思うことがあるのではないでしょうか。先日のことです園庭で線量値の計測をしているときだったか、薪作りをしている時だったか、数人の3歳児の男の子が保育園のバスの隣に山積みしてある木の山を指さし、「ねえ、園長先生、園長先生はどうしてあんなにたくさん木を集めてるの?」と聞いてくではありませんか。ご存知の通り、園庭のあちこちに置いてある太さや長さが様々な丸太などは暖炉の焚き付けに使う薪にするためであり、決して僕の趣味で収集しているのではないのですが、中には、あの丸太や枝は僕のコレクションだと思っている子どもたちがいることが分かります。確かに、ご厚意で届けられる丸太を見て、それが、松、桜、ヒマラヤスギ、銀杏、またドングリが実る落葉樹であるかぐらいは分かるので、子どもたちにコレクターと思われても仕方がないのかも知れません。しかも、最近では、節がある丸太を薪にする際、どこに斧の刃を入れれば割りやすいかとか、この木には間違いなく怪しい幼虫がいるということが見分けられるようになってきたので、おこがましいと思いますが、園長というより、林業や園芸に従事している人に思えるのかも知れません。
 さて、寒くならないようにと一生懸命に丸太を割って薪を作っていたつもりでしたが、このところ、しっかりと乾燥している薪が底をついてしまい、ついにエアコンを使用しなければならない事態になりそうな感じ!暖炉を設置してもらった立場上、先生たちに迷惑を掛けないように、そして、石油エネルギーにたよらない、地球に優しい園であり続けられるよう、薪作りに励みたいと思います。
2015年02月23日(月) No.1494 (園長日記)

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