Diary

春よ来い


最近ではほとんど歌われること(聞くことも)がなくなった印象をうける、童謡「春よ来い」。この曲を聞くと小さな女の子が暖かい春がやって来ることと、春がやって来ると赤い鼻緒のじょじょを履くことが出来るのでその日が待ちきれない様子が映像として頭に浮かんできます。ところで、“じょじょ”って一体どんな履き物なのでしょう。鼻緒がついているということは、間違いなく日本の履き物である、草履かサンダル、或いは、まさかと思いますが下駄ということなのでしょう。東北など、雪が多い地方では、この曲の“みいちゃん”のように、春がやって来ることを心待ちにしていることでしょう。保育園の園庭には昨年の秋に子どもたちが先生たちと植えてくれたクロッカスが黄色い可憐な花を咲かせはじめ、また、未だに気付かれていない秋田フキの“ふきのとう”も益々大きくなるなど、暖かい春の到来が間近であることを告げてくれています。その一方で、卒園式の頃には間違いなくスギ花粉に悩まされる季節の到来でもあるので今から憂鬱です。
それでも、やっぱり寒く彩りが少ない冬より、様々な色にあふれる春の到来が今から待ち遠しい、そう感じます!!
 
1 春よ来い 早く来い
  あるきはじめた みいちゃんが
  赤い鼻緒(はなお)の じょじょはいて
  おんもへ出たいと 待っている

2 春よ来い 早く来い
  おうちのまえの 桃の木の
  蕾(つぼみ)もみんな ふくらんで
  はよ咲きたいと 待っている
2015年02月20日(金) No.1493 (園長日記)

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