Diary

何年経っても


今日は二十四節気の一つの「雨水」。これまで雪だったのが雨に変わる季節という意味のようです。そんな雨水の日にひな人形を飾ると良いとされているため、保育園でも今日、子どもたちに手伝ってもらい、ひな人形を飾れるように、朝から玄関ロビーにひな壇を準備しました。そんな準備作業をしている時間に登園してきた子どもたちは、女の子だけでなく男の子も「園長先生なにしてるの?」とか「あっ、ひなまつり(人形)でしょ!」と目を輝かせながら声を掛けてくれました。ところが、僕はと言えば、毎年ひな壇を組み立てているにも関わらず、年に一度だけの作業だからなのか、はたまた、そもそもの記憶力や知識の問題なのか、年代物のひしゃげたひな壇を組み立てるのに今年も四苦八苦してしまいました。それでも、何とかかんとか組み立てたひな壇に5歳児の子どもたちが中心となり(どの段にどの人形を置くのかあれこれ考えながら)飾り付けをしてくれたのですが、飾り付けられたひな人形たちは、ひな壇の骨組み同様、もしくは、それ以上に経年による影響があり、持ち物(備品)が欠けるなどしていたため、作業に苦労したようです。こんな風に、みんなで一生懸命に飾ってくれたひな人形でしたが、ご自宅にもひな人形を飾っているという事務のKさんが人形の配置や持ち物の間違いに気付いてくれて、手直しをしてくれたり、つまようじを使って備品を代用してくれたりしたお陰で何とか形になりました。3月3日頃には片づけをすることとなるかと思いますが、その時には来年のことを考えて、しっかり確認しながら箱詰めしなければならなそうです・・・。でも、来年の春、また同じように四苦八苦することは間違いないことでしょう(^_^;)
2015年02月19日(木) No.1492 (園長日記)

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