Diary
なかなかやるね!
今朝、いつものように正門から玄関付近の掃き掃除をしているとき、先週の土曜日に子どもたちが描いた(書いた)であろう顔などの絵が道路に残っていました。昭和の時代ならどこの道路でも日常茶飯事であったような風景が我が園に残っていたことに何だか嬉しくなり、誰が描いたか分からないけれど「なかなかやるね!」とニヤニヤしてしまいました。昭和の時代を考えてみると、チョークなど無かった場合でも自分たちで“書ける(描ける)石”と称した石を探すことから遊びが始まり、その石でケンケンパーの○など様々なものを書いたものです。しかし、現代においては物が豊かになり、家の中でゲームをするなどして遊ぶようになり、書ける石を探して道路で遊ぶ(落書きをする)ことなど楽しいことでも、必要なことでもなくなったのでしょう。そんな時代にあるからなのか、子どもたちが落書きが懐かしく、また新鮮に感じられました。以前書いたかも知れませんが、昨年、スウェーデンに研修に行かせてもらった際、プリスクールの子どもたちの授業が学校内の道路でチョークを使って算数や図形の勉強をしていたことを思い出します。保育園においても、日中、車の通行がない道路も保育環境として有効利用し、昭和の時代にタイムスリップして遊んでくれたらと思いました。そのためには、実際に道路で遊んだ経験のある先生が必要なかも知れませんが、そうなると・・・。こんなことにならないように、当園の子どもたちには昭和の遊びを伝えてあげたいなあ〜!そんな風に思ってしまいます。もちろん、他の園に比べると、今でも十分、昔ながらの生活に触れているとは思いますが。
2015年02月16日(月)
No.1489
(園長日記)
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