Diary

有難いことです


日本海側や北海道を中心に名古屋市や広島市など全国各地に雪をもたらし、仙台でも昨日から降った雪がうっすらと積もりとても寒い朝でしたが、いつもと変わることなく5時過ぎには新聞が届いていました。また、遅れや運休もあることを覚悟していた、JR東北本線も僕が乗った電車は数分の遅れでほぼ普段通りに出勤できました。すると、正門から玄関までの歩道や園と隣接する駐車場の一部は有難いことに、早番で出勤してくれた先生達によって既に雪掻きがされていて申し訳ない思いでした。職員室へ荷物を置き、雪掻きの続きをするため外へ出ると、今度は事務のKさんがいつもよりかなり早く出勤して下さるではありませんか。「えっ、どうしたんですか」とお聞きすると「近いんで(家が)雪掻きのお手伝いします」と言って雪掻きを手伝ってくれました。こんな風に自主的に早めに出勤してくれる姿や新聞がいつも通り届くことからあることを思い出しました。
 一つ目は、今年2月、二週続けて大雪が降った日のことです。あの日もKさんをはじめ多くの先生達がいつもより早く出勤してくれて雪掻きをしたり、子どもたちを受け入れたりしてくれたのですが、現在2歳児クラスの担任をしてくれているY先生のご主人までが保育園に駆けつけて汗をかきながら雪掻きをしてくれたことは絶対に忘れることができない出来事です。そして二つ目は2011年3月12日、東日本大震災の翌日、一泊した避難所にたった数ページの新聞が届き、沿岸部を津波が襲ったことを初めて目にしたことです。新聞社でも大きな被害があったにも関わらず、震災翌日に新聞によって情報を届けようと懸命に努力した方々がいたことに驚き感謝したことです。
 何はともあれ、早番の先生やKさんが雪掻きをしてくれたお陰で午後には多くのアスファルトが乾燥することとなりましたが、何をするにも協力的なスタッフにただただ感謝です。それから、玄関ホールで販売していたN先生宅の白菜も多くの方々にお買い求め頂けていたようで、これまた感謝です。
2014年12月18日(木) No.1450 (園長日記)

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