保育日記

ご存知でしたか！？

普段何気なく渡っている横断歩道、この横断歩道の信号機に、視覚障害者のために「カッコー」や「ピヨピヨ」「通りゃんせ」「信号が青になりました」などの擬音やメロディー、言葉での案内といった音響装置が付いたものがあります。この装置、車に乗っている方や視覚障害がなければ必要ないものと言えるかも知れません。しかし、「カッコー」と女性の声での「信号が青になりました」という案内は南北方向、一方、「ピヨピヨ」と男性の声での「信号が青になりました」の場合は東西方向ということを知らせているという工夫がされているというのです。また、歩行者用の信号機が設置されている高さは3㍍30㌢、車用の信号機は5㍍50㌢の高さに設置されているそうなのです。（間近で見ることはほとんどありませんが、目の前で見ると、どちらも結構な大きさです）
　ところで、なぜ急にこんなことを書いているかといえば、本日、大河原警察署の警察署協議会で宮城県警本部を訪れ、交通管制センターや通信指令課を見学させて頂き、詳しい説明を受けたからです。ほとんどの方が見ることができない、これらの設備を初めて見せて頂きましたが、県庁の隣のあの建物で、県内各地の道路状況や、事件・事故の発生状況、パトカーの位置まで分かっていること、ラジオなどでおなじみの日本道路交通情報センターの方々は、原稿を準備することなどなく、刻一刻と変化する状況を知らせる大きな画面を自分での目で見ながら伝えてくれている、そして、通信指令課は受信した電話の状況をしかっりと受け、短時間のうちに各警察署に指示しているというのですから驚きでした。こんな風に日本の警察は様々な配慮をしながら我々の生活、安心・安全を守ってくれているのです。そんな警察の方々に感謝し、過ごさなければならない、改めてそう思いました。

2014年11月19日（水） No.1430 (園長日記)

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