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保育って
今日は(今日も)宮城県保育協議会の保育士研修会に役員として参加してきました。先日は所(園)長対象の研修会で新しい保育制度のことでしたが、今日は保育者研修ということで保育の原点に立ち返ったテーマでの研修でした。講師のお一人である、東北福祉大学教授の木村進先生は「保育とは、子どもを育てること、そして、それは心を育てること、我々、学者と言われる者の理屈を専門家である保育者が実践して(子どもと関わり)結果につなげる。しかし、結果はすぐには出てこない。それどころか、いつ出て来るかわからない。それでも、子どもは発達する存在、しかも望ましい方向に変化するように運命付けられているということを信じて保育することが専門家である保育者に求められること」「夢物語のようであるが、保育所(園)は、困った時、辛い時『あの頃はたのしかったなあ』と思い出し、行ってみる場所。そのことで立ち直ることの出来る“ふるさと”であって欲しい。」そのためには、「人間は温かい、あなたの味方だよということを教えて欲しい」と語られました。その他にも「運動会はなぜ入場行進から始まるのか、そして、なぜ体操をするのか?全てそういうものだと思っていないだろうか?」「せんせいさようなら、みなさんさようなら」といった一斉にする(させられる)心のこもっていないあいさつは意味がない」とか、「子どもが先生(保育者)のことを大好きかどうかが重要である」といったことを伝えて下さいました。その多くは僕が考える保育観と共通していて、とても納得できる研修でした。
保育って・・・、「簡単に言い表すことができないほど奥深く、短時間(数年)では絶対に分からないこと」「大変だけど楽しいこと」それが今の僕が感じていることです。何年かしたら少しは理解できるようになっていると良いのですが・・・。
2014年11月06日(木)
No.1419
(園長日記)
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