Diary

自然の猛威


突然の爆発から、いまだ噴煙が立ち上る御嶽山、その山頂付近に取り残された方々の捜索に当たる警察官や消防士、自衛官の方々は有毒ガス、火山灰、噴石などに阻まれながらも必死に活動して下さっています。東日本大震災の時にもそうでしたが、命の危機と背中合わせの中、懸命に活動する姿に感銘を受け、警察官や消防士、自衛官を目指した人たちが増えたと聞きますが、自ら困難な所へ赴くその精神力と責任感にはただただ脱帽です。何を隠そう僕は消防士に憧れがあり「できれば消防士に・・・」と思っていたのですが、もし本当に消防士になっていたとしても、早々に音を上げていたことでしょう。
 紅葉で色鮮やかだった山が一瞬のうちに色を失い、と同時に登山や紅葉を楽しんでいた方々の尊い命が失われました。海に囲まれた日本は火山大国でもあります。地震・津波・火山の爆発噴火など様々な自然災害に注意が必要であることを思わされます。園庭から見える素晴らしい蔵王の山並みさえ爆発しないとも限りません。今回、痛ましい事故に巻き込まれ、未だに発見されていない方々の無事発見と、当園にいる山ガールたちが同じような事故に巻き込まれることがないように願うばかりです。
2014年09月30日(火) No.1393 (園長日記)

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