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懐かしい
「Always三丁目の夕日」という映画ではありませんが、東京タワーが造られ、東京オリンピックに向けて東海道新幹線が作られた高度成長期真っ只中の昭和30年代、大都会東京でもまだ空き地があり、今では考えられませんが、車の通りが少ない道路は子どもたちの恰好の遊び場で、ガキ大将と言われた子どもが中心となり異年齢の子どもたちが自分たちでルールを決め遊んでいました。しかも、現代のように玩具がたくさんあるわけでないので、今ならガラクタと言われるような廃物を利用し、工夫して遊んだり、通称“書ける石”やチョークで道路に落書きしたりしていました。そんな時代を彷彿とさせるかのように4歳児A組の子どもたちが玄関前のアスファルトで今週末に迫った遊ぼう会に向けて担任のM先生と一緒に縄跳びの縄のようなロープを使って楽しそうに遊んでいるのです。そんな担任のM先生に「もしよかったらチョーク使ってみない?」と声をかけてみると「えっ!あるんですか?使います!」という返事が返ってきて、その後、早速アスファルトに丸や三角、正方形や長方形を書き遊びが続けられました。この遊びは昨年度末、スウェーデンに研修に行った際に自分たちが経験したアウトドア研修をヒントにしたようですが、子どもたちとM先生が楽しそうに遊ぶ姿からスウェーデンでの森の景色を思い出し、アスファルトに残った落書き!?の跡から、自分が育った楽しかった昭和を思い出しました。その一方で、今では事件事故に巻き込まれることもあるため、公園ですら子どもたちだけで遊ぶことが出来い荒んだ時代になってしまったことが残念でなりません。
2014年09月29日(月)
No.1392
(園長日記)
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