Diary

実りの秋


約4ヵ月前の5月13日、3歳児T組のYちゃんのおじいちゃんのご厚意で5歳児2クラスの子どもたちが田植えをさせて頂きましたが、先日「そろそろ稲刈りをするんだけど、せっかく植えたんだから稲刈りもしてみませんか?」とお声掛けを頂きました。もちろん答えは「お願いします」だったのですが、朝露に濡れている稲を刈り取るのは難いということ、そして、田んぼの持ち主であるYちゃんのおじいちゃんと、お手伝いして下さる仲間の方々の都合の関係で今日の午後からということになりました。そのため、いつもなら給食を食べ終えた後のお昼寝はせず園庭から見下ろせる田んぼへ出かけました。園庭から見ていてもわかることでしたが、5月の田植えの時の小さな苗とは違い稲穂が黄金色に輝き見事に頭を垂れています。その様子を目にし、自分たちが植えた苗が大きく育ったことに子どもたちは大喜び。讃美歌を歌いお祈りをし、お世話になるおじいちゃんたちからお話をして頂いた後、早速、稲刈り歴数十年という大ベテランの方々にお手伝いして頂き、子どもたちは稲刈り鎌を手に最適のお天気の元、一株一株上手に刈り取っていました。そんな子どもたちの声に近所の老夫婦が子どもたちの事をじ〜っと見ているので「実は、春に田植えをさせて頂いたのですが、今日は稲刈りをさせて頂くんです!」とお話しすると「いいですね〜!なかなか出来ない経験ですしね」と目を細めていらっしゃいましたが、そんなご近所の方々に自分たちの保育を理解してもらう意味からも、いつか保育園にお招きし、交流が持てることを考えたいと思います。
2014年09月22日(月) No.1387 (園長日記)

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