Diary

待ちきれない


「園長先生おはよう!見て〜!」今朝も正門付近の掃除をしている時、園庭からこんな声が聞こえました。いったい誰だろうと思い振り返ってみると、5歳児N組のHちゃんが小さな花を握りしめながら僕を呼んでいるのです。そこで「Hちゃんおはよう!どうしたの?」と聞いてみると「あのね、10月22日はママの誕生日だからお花集めてるの」と、それはそれは嬉しそうに教えてくれるではありませんか!考えてみれば、9月に入ったばかりでお母さんの誕生日までは一ヶ月以上も先のことだというのに、その日のためにせっせとお花を摘んでいるHちゃんの姿から、Hちゃんは本当にお母さんのことが大好きで、心からお祝いしたいと思っていることが伝わってきました。そこで、「そうっか、じゃあ、お花が枯れないようにお水に入れておかなきゃね!」と会話を続けると、これまた嬉しそうに「うん!!!!」と返事をし、またお花探しへ走っていきました。こんなHちゃんの様子をお迎えにいらしたお母さんにお伝えすると、お母さんは照れながらも嬉しそうになさっていましたが、僕も今から10月22日が待ち遠しくなりました。さて、Hちゃんはママの誕生日までどれぐらいお花を集めることができるでしょう?個人的に、Hちゃんに押し花づくりを教えてあげようかなあ・・・。
 話は一転しますが、このところ度々旧園舎に足を運んでいるのですが、今日行ってみると小さなブランコの所に何やら見慣れないものが落ちていることに気付きました。一体なんだろうと思い手にとってみると、燕市立○○中学校○年○組○班と書かれ、様々な書き込みがされた大きな紙風船でした。燕市がどこにあるのか分からなかったので一体どこにあるのか調べてみると、な・な・なんと新潟県ではありませんか。とすると、この紙風船は何らかの行事で新潟の空へ放たれ、宮城県大河原町まで飛んできた可能性があるのです。学校に連絡し、真相を確認したいところでしたが、“拾った方はご連絡を”と書かれているわけでもないので躊躇しています。さて、みなさんなら如何なさいますか?!
2014年09月08日(月) No.1379 (園長日記)

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