Diary

席がない


研修会が終わり、昨日行くことができなかった「広島平和記念資料館」に足を運びじっくり見学した後、昼食を食べようと思ったのですが、平和公園の近くのお好み焼き屋さんは、すでに午後2時に近いというのに、大勢のお客さんが気温が30度を優に超える炎天下の中、席が空くのを待つため、店の入り口前に行列をなしていました。よほど美味しい人気店なのでしょう。こんな姿を目の当たりにすると、この店がとても気になり、僕も食べて見たい!という気持ちになりました。しかし、さすがにこの行列に並ぶと何時になれば食べられるか分かりません。飛行機の時間は決まっていますし、もし出発時間に間に合わないとなると大変!そこで、先生たちへのおみやげを探しながらお好み焼きにこだわることなく昼食を食べる店を探すために街の中を歩いて見ました。ところが、なかなかこれぞというお店が見つかりません。結局、空港へ向かうリムジンバス乗り場の方へ行くことになったのですが、バス乗り場と先程のお好み焼き屋さんはさほど離れていないので、様子を見て未だ行列が出来ていれば諦めることにしました。するとどうでしょう、先程の行列が嘘のように引けて、店内には数人のお客さんが冷たくて美味しそうなビ○ルを飲みながらお好み焼きをほおばっているではありませんか!!!!!!そこで、すぐに入店すると、鉄板の目の前のカウンターへ案内されました。後は簡単、広島ならではのメニューをオーダーし、お好み焼きが手際よく作られていく様子を見ることが出来ました。時間帯がもっと遅ければ、数席離れて座っていたお客さんのようにアサヒ超乾燥(英語にしてみて下さい)をゴクリと行くところでしたが、冷たい水で我慢し、広島空港へ向かいました。空港へ到着し、搭乗手続き等を済ませ、保安検査を通り搭乗ロビーで、時間まで待っていると「広島発仙台行きA○A I○E○は仙台からの到着が遅れているため、出発が15分ほど遅れる見込みです。搭乗のご案内は19時30分頃を予定しております。なお、当機は本日満席となっております。お客様の機内持ち込みの手荷物は出来るだけ少なくするためお預け頂けますよう、ご協力をお願い致します」こんなアナウンスが入りました。飛行機の遅れはどうしようもないことですので、広島対中日戦をぼんやりと眺めながら待つことにしました。しばらくして搭乗案内が始まり、小さな飛行機に乗り込んだのですが、A6という僕の席には既に誰かが座っていて席がありません!僕の間違いかと思い座席番号のチケットを再確認したのですが、やはり間違いありません。そこで、と〜っても奇麗なCAに「すみません、僕はA6なのですが、どなたか座っているのですが・・・。」と話すと、本来僕が座るはずだったA6のお客様に「お客様。大変申し訳ございません。お客様の座席の番号をお確かめいただけますか?」と訪ねて下さいました。するとA6のお客さんが「あっ、すみません。俺A5か。ここ、A6なんだ・・・。すぐ移ります。」と言うどこかで聞いたことのある声が・・・。何と驚いたことに、そこに座っていたのは、やはりよく知っている某幼稚園の元園長だったのです。大勢のお客さんがベルトを締め出発に備えているのに、お互いに「あれ〜っ!」と声を上げたあとA6のH先生に「大丈夫です。僕がここ(A5)に座りますから」と言って無事席に着くことができ、CAさんも安心したようです。この座席がA4だったなら、大○商○の「た○め○る」のCMのように「え〜よん」と言えるのですが、A6ではダジャレが思い浮かびません。でも、考えて見ればA5だったので、高級和牛の鳴き声で「モ〜」とつっこみを入れれば良かった。何故かわかりますか?英語(A5)で答えて下さい。な〜んて・・・。
2014年07月30日(水) No.1354 (園長日記)

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