Diary

昨日の続き


ハープの生演奏という贅沢なBGM(子守唄)を聞きながら眠りについた子どもたちは、誰一人として体調を崩したり、家に帰りたくて泣いたりしてお迎えにきて頂くことなどなく“お泊まり保育”二日目の朝を迎えることが出来ました。日中の暑さの中での活動の数々のお陰なのだったのでしょう、これまでのお泊まり保育の中では最短と言える早さで全員が眠りに付きました。最後まで「帰りたい」とメソメソしていたM組のM君が覚ましたとき「M君おはよう!保育園に泊まれたね」と声を掛けると、昨日の夜の姿など微塵も見せず、さも当たり前と言った表情で「うん!」という返事が返ってきました。同様に猫のことが心配だったN組のR君が目を覚ましたとき「R君、お家に帰ったら猫と遊べるね!」と話すと「うん!でも、もう14歳だから、ジャンプは出来ないんだ!」と、これまた昨夜の表情とは正反対にとても饒舌でした。その他の子どもたちも目を覚ますと「ここはどこ?」と自分がどこで眠っていたのか寝室となったN組の保育室を確認するかのように見回し「そうだ、昨日は保育園に泊まったんだ」と泊まったことを思い出し、何とも言えない満足そうな表情を見せてくれました。着替えを終え、昨日の花火やキャンプファイヤーの片付けなどを済ませ、朝食を食べ終える(食べている)ころ、子どもたちのことが心配だったのでしょう、お迎えまでまだ時間があるのに早くもお迎えにいらっしゃるお母さんの姿が見られました。何はともあれ、長いようであっという間の24時間を過ごし帰宅する子どもたちは間違いなく一回りも二回りも成長したことを確信することが出来ましたが、お迎えにいらして下さったお家のみなさんのホッとした表情が見て取れましたがいかがだったでしょうか。昨日も触れましたが、このお泊まり保育、園長としては子どもたちの成長を考えると5歳児の恒例行事としたい(既になりつつある)思っていますが、担任は勿論、先生たちの負担の大きさを考えると悩むことも…。さて、来年度どうなることでしょうか・・・。
2014年07月26日(土) No.1350 (園長日記)

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