Diary

めっきらもっきら どおんどん


明日はいよいよ年長の子どもたちの“お泊まり保育”の日!のぞみ・めぐみ組の子どもたちは、この日のために、これまで何度も話し合いを重ね、当日を想定し料理をしたり、昆虫公園に出掛けたり様々な準備をしてきました。今年のお泊まり保育は様々な国で読まれ続けられている「エルマーのぼうけん」がベース(テーマ)となっていて、話の中に登場する“りゅう”を助ける(探しに)ために、昨年度のお泊まりの時にも出掛けた、保育園の近くの昆虫公園に出発します。ところが、一週間くらい前までは、下草がうっそうと茂っていたため担任たちはどうすべきか判断に困っていたので、役場の担当課に相談をしたこともあったのですが、子どもたちと先生たちの思い・願いが届いたのか、数日前に刈り払いが済み環境が整ったようです。とは言え、本当に大丈夫か心配だったので、今日の午前中、実際に足を運び下見をしてきました。すると、確かに下草は刈られてはいたものの、全てのものがまとわりつくような湿度とものすごい数の蚊がつきまとって来るので、ゆっくりと下見をするのが困難でした。そして、昨年も感じたことですが、昆虫公園の環境はエルマーのぼうけんというより、福音館書店から発行され、子どもたちに人気のある“めっきらもっきら どおんどん”の絵本の世界といった感じ!!!そんな世界・環境で子どもたちはどんな思い出作りをしてくれるでしょうか。中には家を離れ保育園に泊まることが心配な子どもたちもいますが、明日の朝、子どもたちを送り出す保護者の方がそれ以上に不安になることでしょう。しかし、クラスの枠を越えた仲間や先生たちと保育園で一泊し、精神的に成長した子どもたちを土曜日の朝に迎えに来てくださることを願っています。
2014年07月24日(木) No.1348 (園長日記)

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