Diary

Who are you?


今日の午前中も仙台での仕事を済ませてから保育園に出勤したのですが、仙台駅東口の交差点で信号待ちをしているとき、若いお母さんと手をつないでいる3歳くらいの男の子が僕が立っている方を向き、「見て!見て!」言いながら笑顔で手を振っているのです。僕は誰か知り合いの方がいてその人に向かって話しているのだろうと思っていたのですが、信号待ちをしている周りを見てみても誰も反応する様子はありません。「Who are you?あなたはだれ?」と思いながら、保育園の誰かか、以前勤めていた幼稚園の誰かかと思い目を凝らして見たのですが、保育園の誰かが朝からいる確立はほとんど考えられず、幼稚園を退職してから随分時間が経っているので、それはあり得ないこと。そうです、その知らない男の子は間違いなく僕に向かって手を振り、話し掛けていることは明らかなのです。職業柄という訳ではありませんが、こうなると彼を無視することはできず信号を待ちながら「こんにちは!」と話しかけると「見て、葉っぱだよ!」と言って小さな黄色がかった落ち葉を見せてくれるのです。「いいもの見つけたね!どこで見つけたの?」と聞くと、拾ったであろう方向を指差し「あっち!緑のもあったんだよ」とこれまた嬉しそうに答えてくれるのです。信号が変わり横断歩道を渡りながらも話は続き、その子が僕が持っていたギターケースを見て「ねえ、何持ってるの?」「何してたの?」「どこに行くの?」と質問してくるのです。傍らにいるお母さんは、そんな男の子の様子を笑顔で見ながらあれこれ話していましたが、彼はへんてこりんな形(ギターケース)のものを持ったへんてこりんなおじさんが気になり「Who are you?あなたはだれ?」と思ったのかも知れませんが、見ず知らずの僕に話しかける男の子の姿が職業柄気になるところでした。
 さて、保育園に出勤すると、ランチルームの北側で、主任のY先生と、夏祭り担当のC先生が小雨の降る中、夏祭りで商品にする予定の焼きそばの試作をしてくれていました。それを給食を食べている(食べ終わった)子どもたちが興味津々で眺め「何作ってるの?」「どうして焼きそば作ってるの?」「だれが食べるの?」と質問攻めが続きました。この行動は、自分たちも食べてみたいという現れであり、こうなることを予測して試作をしたのですが、予定通りの反応は夏祭りを楽しみに待ってくれることを願った先生たちの策にまんまとはまったということでしょう。ちなみに、試作した焼きそばは先生たちで試食しましたが、広島で作られている、お○ふ○ソースのお陰、いやいや、Y先生とC先生のお陰でとても美味しい焼きそばでした。これなら間違いなく商品としてOKのお墨付きとなりました。みなさん、夏祭り当日を期待していて下さい!!
2014年07月16日(水) No.1343 (園長日記)

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