Diary

「花より団子」ならぬ・・・。


先週のことです。保育園の理事であり、園庭の植物の管理等をして下さっているYさんが「もしよかったら、家の畑のジャガイモを掘りに来ませんか?」そう声を掛けてくださいました。こんな嬉しいお誘いに我が園の子どもたち(先生たち)が「NO」という返事をするはずはなく2歳児の2クラスの子どもたちが出掛けることにしましたが、先週はあいにくのお天気が続いていたため芋掘りは今日に延期になっていました。そして、晴天になった今日、子どもたちは嬉しそうに水筒持参で登園し、いざバスに乗車し畑に向けて出発!ところが、心の中には「もしかすると留守にしているかもしれないので、その時は自由に掘っていって下さい」というお話を受けていたので何となく心配が・・・。しかし、畑についてみると、時間を作って下さったのでしょう、涼しそうな帽子をかぶったYさんが子どもたちを待っていてくださり、詳しく畑や野菜の説明をして下さるのですが、いもを掘りたいという気持ちがいっぱいの子どもたちの耳に説明が届いている気配は・・・。何はともあれ、いよいよジャガイモ掘りが始まると夢中で掘るかと思いきや、しばらくは様子見なのか、全くといっていいほど手が出ず、それよりも、ミミズやダンゴムシを捕まえることに興味が行ってしまい、子どもたちより先生たちが掘り起こすことに必死になり、「ほら!でてきたよ、箱に運んで」とお願いしなければならないのです。そんな姿は「花より団子」ならぬ「イモよりミミズ」といったところでした。それでも最終的には結構な量を収穫することができ、持参した水筒の飲み物を飲むことができ、念願のバスにも乗れたし満足な時間となったようです。今週、なにやら収穫したジャガイモを使って料理がなされるようですが、自分たちの手で掘ったジャガイモの味は格別なことでしょう。本当なら、ご自宅で食べることの出来る畑の野菜を提供して下さったYさんに感謝します。
2014年07月15日(火) No.1342 (園長日記)

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