Diary

変化?!


台風等の影響でここ数日愚図ついた天気が続いていますが、先日の雨模様の時、4歳児A組のM先生が子どもたちと外で遊んでいたことに触発されたのか、はたまた、偶然なのか園庭の様子に変化が見られ、今日は多くのクラスの子どもたちが小雨が降ったり止んだりする中レインコートを着ることなく外遊びをしていました。しかも、履いてきた靴や長靴を脱いで裸足になり、昨日降った雨が作った水たまりに入って水遊びに興ずる姿が見られました。そんな姿を見ていると、気温や水温が低くプールに入ることが出来なかったとしても、子どもたちは水たまりでの水遊びで十分満足していることがわかります。要は、プールで水遊びをすることが重要なのではなく、いかに子どもたちが満足できるか(するか)ということに尽きる気がします。以前書いたことがあるかも知れませんが、旧ソビエト連邦の心理学者、レフ・ヴィゴツキーは、玩具に重要な要素は巧緻性と可塑性だと語りましたが、そんな意味からも、いかようにも変化する(させること)ができる性質である砂や水などは子どもたちにとってピッタリの素材であると言うことで、だからこそ飽きることなく次々と変化させ夢中で遊ぶことが出来るという訳です。今日子どもたちが作った園庭の川は明日の朝どんな変化をすることやら・・・。
2014年07月10日(木) No.1339 (園長日記)

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