保育日記

来客

「今日は、まずこの仕事から片付けよう！」そんな風に思って仕事をしていても、前もってアポイントメントをとっていないのに連日必ず来客があります。今日は、前もってアポイントメントがあった、来週インターンシップで保育園にやってくる町内の高校生7名が打ち合わせにやって来てくれました。このように、前もってアポイントメントをとった方の場合は約束した時間は事務仕事はもちろん外の仕事も当然出来ません。ところが、アポなしでの来客も結構多く、そんなことがあると、前述のような片付けたい仕事が全然進まないことは日常茶飯事！そして、そんな日に限ってメールや電話が入ることが多いのですから不思議です。
　さて、職員室には連日アポなしでやって来る来客がいます。それは、言わずもがな可愛い子どもたちです。原因は様々で、時に、先生に叱られて駆け込み寺のように、時に、カメの様子を見に、時に、保育室にはない玩具で遊びたくて、また、午睡後のおやつの検食を届けにetc。中には、担任の先生に自分に目を向けて欲しくてという場合があるのですが、そんな時には、出来る限りその子の気持ちを受け止め、保育室に戻してあげるように関わってあげています。ところが、そんな子どもたちとの関わりによって予定していた仕事が進まなくなることも確か！しかし、それは何も苦ではなく、それどころか、園長と言われるようになっても現場感覚を失わないための大切な時間であるように思えてなりません。明日も間違いなく可愛い来客が来てくれると思いますが、願わくば、職員室で過ごすことより、クラスの皆と一緒に過ごすことが何より楽しい！そう思ってくれるようになり、職員室にやって来る可愛い来客が減ることを祈りたいと思います。

2014年07月09日（水） No.1338 (園長日記)

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