Diary
地震・雷・救いの女神!?
このところまた地震が続いているので、安眠が妨げられるだけでなく、震災のことを思い出して緊張している方も多いのではないでしょうか?今朝の地震は朝食の最中でしたが、揺れの大きさからもしかすると電車が止まるか、遅れが発生しているのではと思いつつも出勤のため駅に向かったのですが、案の定、本来ならば先に出発していなければならない始発電車が仙台に到着していないため、始発電車より先に次の電車が出発するなどダイヤが乱れ、その後もスピードを落としての運行となったためどの駅でもホームがごった返していました。東日本大震災の数日前にも地震がありましたが、そのようなことがないことを願うばかりです。
さて、今日の日中の晴天から一転し、夕方には急に雲行きが怪しくなり、雷が響き始め、結構な勢いで雨が降り出し、そうかと思ったらすぐに雨が上がりました。その時点で帰宅すれば良かったのですが、少し明るくなってきたので切りのいいところまで仕事をしてから帰宅することにしました。ところが、保育園を出て大河原駅に向かっている途中で急に大粒の雨が降り出し、終いには雷だけでなく稲光までが光り出し、傘がない僕は屋根のかかっている自動販売機の前で雨宿りをしなければ間違いなく全身ずぶ濡れ間違いなし!そこで、先ほどみたいにすぐに雨は止むことを願いながら雨宿りを続けていたのですが、一向に止む気配はなし!!そんな時、一台の車が僕のことを見ながら通り過ぎました。ところが、通り過ぎたその車が僕が雨宿りをしている自販機の前に引き返して来たかと思ったら扉が開き優しそうな女性が「良かったらこれお使い下さい」と傘を差し伸べて下さるのです。しかし、見ず知らずの方に対してすぐに「ありがとうございます」とは言えません。「まさか。大丈夫です。すぐ止むと思いますから」と返事をしたのですが「いいんです、使いませんからどうぞ!」とおっしゃるのです。そこで「ではお借りします。私はすぐそこの保育園の者です」と言うと「私は、○保育所の者です」とおっしゃるのでびっくり。要するに、その傘をかして下さった方は、僕のことを知っていて傘を貸してくれるためにわざわざUターンして来て下さったということです。お言葉に甘えお借りした傘をさして駅に向かったのですが、道路は川のように水が流れ、そこに大粒の雨が降ってくるので靴はもちろん、ズボンの裾がビシャビシャ。もし、傘をお借りしなかったら下着までずぶ濡れになるだけでなく、カバンの中までびしょぬれだったことでしょうし、雨が降っていなかった仙台で全身ずぶ濡れの人間が歩いていたら驚かれたことでしょう。なにはともあれ、大雨でズボンや靴が濡れて冷たかったのですが、傘を貸して下さる女神の優しさに触れることができ、ズボンや靴の冷たさを忘れるほど心が暖かくなりました。今後は雷が鳴る鳴らないに関わらず、要領よく仕事を終わらせタイミングを逸することなく、帰宅の途につくようにしなければ・・・。
○保育所の先生、本当にありがとうございました。おかげさまで無事帰宅することが出来ました。近々傘をお返ししに参ります。
2014年06月16日(月)
No.1321
(園長日記)
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