Diary

新しい仲間


3歳児H組のAちゃんが5月末で退園してしまいましたが、今月、0歳児A組にTちゃんとMちゃんの2人が加わり現在の在園児数は190名となりました。そして、この2人の新しい仲間の他に、もう1人、新しい仲間が加わったことを今朝出勤して気付きました。それは、先週、2歳児H組の先生たちがトウモロコシを植えた園庭のタイヤ花壇に無言で立っているR先生が顔を描いた「scarecrow(かかし)」です。その、言葉で表現するのが難しい何とも言えない“すっとぼけた”表情が手作り感たっぷり(とても素敵)で、その芸術的なかかしを見た瞬間思わずニヤッとしてしまいました。こんな「かかし」が昨年も畑にいれば、せっかく実ったトウモロコシがカラスによって食べられてしまうこともなかったのかも知れませんが、果たしてその成果たるや如何に・・・。
 ところで、scarecrow(かかし)という言葉、僕の勝手な解釈ですが、恐らくscare(驚かす)とcrow(カラス)という二つの文字で成り立ち、「カラスを驚かす」ということが、畑に立っている人形である、かかしを表すことばとなったのでしょう。そして、かかしと言って僕が真っ先に思い出すのは何といっても「The Wonderful Wizard of Oz(オズの魔法使い)」に登場する「かかし」です。このかかし、脳みそが欲しいと思っているのですが、実は既に素晴らしい脳みそ(知恵)を持っていて、家に帰りたいドロシー、心が欲しいブリキの木こり、勇気が欲しい臆病なライオンと一緒に次々降りかかってくる難題を仲間と共に見事に解決していきます。このお話から学ぶこと、それは、誰でも自分の持っている(与えられている)能力に気付かないでいることがあるということなのではないでしょうか!?さて皆さんは何が欲しいですか?そして、実は既にそれをお持ちなのでは!?
2014年06月03日(火) No.1312 (園長日記)

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