Diary

危機一髪で“げんこつ”回避


今日は5歳児N組のSちゃんの誕生会でした。Sちゃんはこの日を随分前から楽しみにしていて、数日前から毎日「園長先生、Sの誕生会の時、ギター持って来てよ(ハッピーバースデーを歌ってよ)!もし、来なかったら『げんこつ』だからね」と言っていました。一方、僕は今日から明日にかけて開催されるキリスト教保育連盟東北部会の総会研修会、そして、その事前打ち合わせの役員会ため11時には秋保にいなければなりません。それでもSちゃんの願いをかなえてあげたくて「大丈夫!給食の時には歌ってあげられないけど、お部屋にいくから!」と約束をしていました。ところが、昨日になって、急に役員である某幼稚園の園長先生から「皆さんが出席する役員会の前に確認したいことがあるから10時に集合しましょう」というメールが急に入ったのです。となると、遅くとも9時30分には保育園を出発しなければなりません。こうなると、本来であれば保育園に出勤せず、自宅から直接秋保に行けばとても楽なのですが、前述の通りSちゃんとの約束を裏切ることはしたくないし、ましてや「げんこつ」を食らうのは嫌なので予定通りいつもの時間に保育園に出勤し、出来る限りいつも通りの仕事をこなし、朝の打ち合わせを済ませ、Sちゃんだけでなく、4歳児A組のY君の誕生日もお祝いし秋保に向かうことにしたのですが、こんな忙しい時に限って何かと想定外の電話などが入り、結局出発した時間は既に9時○○分。そして会場の秋保の某有名ホテルに到着したのが10時03分頃。車を降り大急ぎで玄関ロビーに向かったのですが、当然のことながら大先輩である某幼稚園の園長先生は到着なさっており・・・。「大先輩をお待たせして申し訳ありません。」と挨拶すると「先輩を待たせるなんてだめだなあ!」と笑顔で言いながら「急に時間を変更して申し訳なかったね」と声をかけて頂くことができました。何はともあれ、危機一髪のところでSちゃんからも某園長先生からもげんこつを食らうことなく済みました。それにしても、最近“げんこつ”という言葉を聞くことも見ることもなくなったような気がするのは、幼いころ、しょっちゅう“げんこつ”を食らっていた僕だけでしょう!?
2014年05月23日(金) No.1305 (園長日記)

No. PASS