保育日記

音楽の素晴らしさ

今年度2度目のハープコンサートの今日、先月同様お天気に恵まれたこともあり、急遽、隣接する東部運動場の駐車場にある大きな桜の木の下でコンサートを開いて頂きました。湿度のないこの季節に吹く風はとても気持ちがよいだけでなく吹く風で弦がやさしい音を奏でるので奏者のIさんは大喜び。ところが、途中少々雲行きが怪しくなり心配していた雨がポツポツと降り出しました。幸いなことに本格的に降り出したのは2グループ目の3歳児のコンサートが終わった後だったため、楽器も子どもたちも事なきを得て園舎に戻ることが出来ました。来月の今頃には雨が降ることが多くなり、外でのコンサートとはなかなかいかないと思いますが、今後も園舎内でけでなく開催して頂きたいと思います。
　さて、話は変わりますが、先週の土曜日「童謡が与える効果について」というテーマで仙南2市7町の保育所（園）研修会が行われたのですが、その中で講師の先生が「わらべうた」と「唱歌」と「童謡」の違いを話して下さいました。「わらべうた」は江戸時代に地域の中で自然発生したもの。「唱歌」は明治5年学校制度や言文一致運動が始まり。「童謡」は大正7年、これまで歌われてきた「唱歌」のような難しい歌詞ではなく、日本語の抑揚に合わせ、子どもたちの言葉で子どもたちの世界を表して作られたものであること。そして、童謡は90㌫～99㌫詞が作られているのに対し、現代の多くの曲はメロディーが先に作られているため日本語本来の美しさが失われているとのことや5歳児でも音域が5度程度しかないため年齢にあった曲を歌うことも学びました。そして、改めて感じたこと、それは「あんな風にピアノが弾けたらいいなあ」ということ！！もし、僕が「ピアノを弾いて」と言われたら、童謡ではなく、動揺になってしまうので！

2014年05月16日（金） No.1300 (園長日記)

<<2014年05月>>
日	月	火	水	木	金	土
				1	2	3
4	5	6	7	8	9	10
11	12	13	14	15	16	17
18	19	20	21	22	23	24
25	26	27	28	29	30	31