Diary

Good Job


直木賞作家・三浦しをん氏のベストセラー小説「神去なあなあ日常」を映画化した青春映画「Wood Job」という映画が話題になっているようですが、残念ながら、原作も読んでいませんし、映画も見ていませんが、「Good Job」という言葉に引っ掛けたのであろう「Wood Job」というタイトルを聞いただけでも“何だか面白そう”と思わされます。昔は林業が盛んだった日本ですが、住宅事情もマンション化が進み、木造家屋を建てる場合でも安価な国外の建材を使うことが日本の林業を衰退させてしまいつつあるのでしょう。我が保育園は一見そう思えないかも知れませんが、建材全てが国産ではないもののれっきとした木造建築。そんな園舎で仕事をしている立場の人間として、この映画が気になって仕方がありません。映画の内容が全く分からない立場であれこれ言えませんが、映画を見た方々が木の魅力を知り林業に興味を持ち、危機に直面している林業を救う一助となることを願うばかりです。驚いたことに、そんな僕の願いを知っていたかのように5歳児M組のS君が数日前に林業体験をしたというのです。さすがにチェーンソーを使うことはできなかったようですが、皮を剥ぐなど普段はできない経験をしたそうなのです。S君「Good Job!」本当に羨ましい。
 僕もS君に負けないように園庭にある木(廃材等ですが)を使ってGood JobなWood Job(子どもたちが遊べるお家や物置を作ってあげる)をしたいものです。
2014年05月14日(水) No.1298 (園長日記)

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