Diary

10.000


話したり、文字を書いたりすることは教わらなければ出来ませんが、「歩く」ことは人間が生まれながらに備わっているといってもいい運動で、健康のため(肥満・糖尿病・高血圧予防など)に一日一万歩歩くと良いと聞きます。しかし、実際に自分が一日何歩歩いているか数えたことはありません。それでも、よほどのことがない限り自宅から仙台駅まで歩き、大河原駅から保育園まで歩いて出勤するという毎日を送り、出勤後も日中もじっと座っているだけではないので万歩計を付けて数えてみると一万歩まではいかなくとも、最低でも5.000歩くらいは歩いているのではないかと思います。ところが、現代の子どもたちの生活はと言えば、家に車があって当たり前の家庭環境(生活)幼稚園でも送迎バスがあるのは当たり前、保育所でも車での送迎がほとんどとなり、歩いて行ける距離のところへ行くにも車を利用するため歩くことが少なくなったのではないでしょうか?昔から「老いは足から」というように、歩くことはとても大切なこと。そして、歩くからこそ気付く自然の変化、鳥の声、雨音や土の匂い。「千里の道も一歩から」とまではいきませんが、10.000歩歩くにも、はじめの一歩がなければ始まりません。いかがですか、これまでの生活を見直し、時々(少し)で良いので、地球に優しく、その上自分の体のためになる「歩く」ということにトライしてみては!?そういいながら、来月には訪れる梅雨の時期を考えると歩くことは億劫で仕方ないのですが・・・。
2014年05月09日(金) No.1295 (園長日記)

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