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もったいない
つい先日、今年度が始まったばかりだと思っていたのにあっという間に1ヶ月が過ぎ、明日から5月となります。3月に学校を卒業し4月に保育者となったばかりの職員にとっては、何が何だか分からないままに時間が過ぎて行ったことは間違いないことと思います。また、社会人となって初めての給料日があり、働くことの大変さを実感したか1ヶ月だったことと思います。そして、たった1ヶ月ですが、「あの時、ああすれば良かった」とか「今度はこうしてみよう」といった反省や気付きもあったかと思います。しかし、若い時のそのような気付きや反省は今後の保育や人生の中で生かされることであり、順風満帆でなく失敗しながら育っていってくれることを願うばかりです。
さて、初めての給料日を迎えた新人の先生に僕は「毎月給料日に1冊でいいから絵本を買うと良いと思うよ」と話しをします。それは、自分で稼いだお金が財産(形)として残り、また、それが仕事に使えるだけでなく、今後母となることがあれば自分の子どものためにも使えると思うからです。ところが、そんな絵本が引っ越しのシーズンになると古新聞や段ボールと一緒にゴミに出されていることを目にすることがあり、そんな時“もったいない”と思ってしまうのです。先日、自宅から仙台駅に向かう間のマンションのゴミ集積所にも、また自分が住んでいるマンションの資源ゴミ置き場にも捨ててしまってはもったいないと思うほど立派で、しかも、子どもたちが大好きなある絵本がたくさん捨ててあり、残念に思い管理人にお願いし、資源ゴミに回さず保育園に頂こうと思っていたのですが時既に遅く…。もし捨ててしまうなら、古本屋に売るなどしてくれると絵本を書いた方たちも喜ぶことだと思うのですが皆さんどのように思いますか。ちなみに僕は幼い頃読んでもらったある絵本が宝物です。
2014年04月30日(水)
No.1289
(園長日記)
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