Diary

遊びながら学ぶこと


今朝のNHKのニュースのあるコーナーで香川県にある竹林を生かした「かぐや姫プレイパーク」という冒険遊び場のことが紹介されていたのですが、その内容に思わず見入ってしまいました。なぜなら、その環境の素晴らしさと、この遊び場を作った方の思い・考え方に共感したからです。その思いとは、子どもたちが自然の中で遊びを見つけ、工夫し、自分で遊ぶということを通して小さな怪我を積み重ね大きな怪我を予防する(危険回避を学ぶ)ということ。そのため、あえて特別な使用規定や制約がないというのです。我が園にも同じように子どもたちが自分で判断し遊べるような環境を作ることが夢であるのですが、どうしても怪我のことが頭をよぎり実際にはなかなか難しいのが事実。しかし、先月、スウェーデンで保育(教育)現場を実際に見て感じたことは、小学校の算数の授業では足し算にしても図形の理解にしても日本の小学校の授業とは全く違い、遊びながら学んでいるという事実でした。このことは前述した竹林での子どもの姿に共通性を見た気がします。
 さて、今日数日前からの花の苗を植える続きをしていると、3歳児クラスの子どもたちが興味を示してくれたので手伝ってもらったのですが、その際、色に興味をもったり理解したりして欲しくて僕が「次はピンクのお花取ってください」「次は白」「その次は黄色」と色を指示したのですが、ほとんどの子どもたちが間違うことなく指示した色の花をきちんと手渡しくれたのです。色に限らず、こんな風に遊びながら様々なことを学んでいって欲しいものです。
2014年04月24日(木) No.1286 (園長日記)

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