Diary

受難日


日本では馴染みがないことですが、キリスト教において、今日はイエスさまが十字架にかけられ、苦しみを受けたことから「聖金曜日」「受難日」「受苦日」と言われる特別な金曜日で、国によっては公休日という所もあります。不思議なことに漢字では「苦」という否定的な文字を使うのに対し、英語では「Good Friday」と言う風に肯定的な表現をするのですが、それは、イエスさまが十字架にかかったことによってキリストを信じる者の人間の罪が許されるということからのようです。そんな金曜日にも関わらず、M組の子どもたちが昨年度A組のころから園庭のタイヤ花壇に種を撒き大切に育て続け、ようやく芽を出したかすみ草が泥遊びの材料として泥集めをする子どもたちに無惨にも摘み取られてしまいました。不幸中の幸いで残った小さな芽が可憐な花を咲かせることを期待したいと思います。一方、前述のような受難にあったM組の子どもたちは、野菜を植えるため、園庭東側の小さな畑の手入れをしていましたが、今日、畑の手入れをされるまで、そこに根を張り元気に育っていた草たちにとっても受難日だったことでしょう。そして、僕の場合、午後に行われた仙南保育所連合会の総会で議長という大役を仰せつかることになり、総会後に行われた所(園)長たちの顔合わせ会でも司会をしなければならず「受難日」でした。そして明日は、これまで怠け続け、まとめずにいた研修報告を仕上げなければなりません。そして、それが終わっても、来月にはキリスト教保育連盟本部と東北部会の総会、宮城県保育協議会の総会が続くためしばらくは忙しい日も続きそうです。
2014年04月18日(金) No.1282 (園長日記)

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