Diary

BUS


園庭を取り囲む桜が次々と咲き、園全体がピンク色に染まって来た印象を受けます。そんな園の様子を今年もレンズに納めるべく掃除を終えてからしばらくぶりに園舎西側の山に登ってみたのですが、昨年まではそれほど大きくなかった木が頂上の峰(幅の狭い)を歩くのに邪魔なほど成長していました。このままではこれから子どもたちと山登りをした際、崖から転落なんてこともないとは言えません。いずれは、あの山(崖)に遊歩道を造ってあげることが僕の夢なのですが、そこまでできなくとも子どもたちが転落することのない程度に手入れしなければならなそうです。と言うことは、少なくとも下草払いに必要な“刈払機“を準備しなければなりません。しかし、あの斜面にはカタクリやスミレが咲くので慎重さが求められることは間違いなし。となると、僕には不向きな作業なのかもしれませんが。
 さて、上記のように春の保育園の様子を撮影し、職員の打ち合わせを終えた後、今度は園庭の片隅に置いてある薪にするため頂いてある丸太を、園庭中央付近まで運び、子どもたちにBUSを作ってあげることにしました。これまでチェーンソーの音を聞いたことのある子どもたちは、園長がまた変なことを始めたと思ったと思いますが、入園したばかりの子どもたちは、一体何が始まるにだろうと思ったのか近寄って来て作業をじっと見ているのです。そんな視線を気にすることなく、チェーンソーや斧、金槌、釘などを使ってBUSが完成させると(どう見てもBUSにはほど遠いにも関わらず)多くの子どもたちが興味を持ってくれて、丸太のBUSに跨がってくれていました。あんなに喜んでくれるなら、また時間を見つけて、今度は電車でも作ってあげなければ。
2014年04月08日(火) No.1274 (園長日記)

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