Diary
寂しくなります
先日、涙・涙の卒園式を終えた後も結構な人数の5歳児の子どもたちが保育園に登園して来ていました。しかし、明日は来年度に向けた職員研修、そして来週月曜日は新年度の準備もあり保護者の皆さんに午前保育のご協力をお願いしているということもあり、いよいよ今日で保育園と本当にお別れという5歳児が朝から「園長先生、○○(名前)今日、保育園最後なんだよ」と話し掛けてくれました。その時の顔(表情)はどことなく寂しさを含んでいながらも、保育園でやり残すこと無く過ごし(遊び)、卒園したから、小学生なんだ!という自信に満ち溢れていたように思えます。反対に送り出す側の我々は「今までありがとう」なんて言われると、これまでの苦労や悩みetcが全て帳消しになってしまうほど嬉しいものですが、そんな言葉を聞くと寂しくなるのです。ところが、そんな我々の心の内を知る由もないのか、M組のM先生と子どもたちはMちゃんのお母さんの職場まで卒園記念の味噌を届けに出掛け、その道すがら、自分たちが仕込んだ味噌を通りすがりの見ず知らずの方に販売してきた(押し売り!?)というのですから驚きです。また、N組のM先生たちも年度途中で退園したO君の所に味噌を届け、近所の公園でO君も交えて遊んで来るなど、最後の最後の保育園生活を満喫したようです。そんな5歳児の子どもたちが今週に入り「園長先生一緒に給食食べよう」と誘ってくれたお陰でランチルームで子どもたちと一緒に給食を食べています。しかも、食前に、僕のギター伴奏で歌や讃美歌を歌いたいというリクエストに応えているのですが、それは、数年前まで毎日子どもたちと過ごしていた頃を思い出させてもらうだけでなく、普段の事務仕事と違う良い緊張感を味合わせてもらっています。そのため、その時だけは必死のあまり寂しさなんて忘れることが出来るのですが、来週は間違いなく本当の別れがやってきます。その時は・・・・・。考えたくないです。
2014年03月28日(金)
No.1267
(園長日記)
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