Diary

長い旅


「ぞうさん」「いちねんせいになったら」「やぎさんゆうびん」「ふしぎなポケット」など、日本人であれば誰もが、幼い頃に一度は口にし(耳にし)、老若男女、誰もが知っているこの童謡を作詞なさった、まどみちお氏が104歳でお亡くなりになったことをニュースで知りました。
 これまで仕事(保育)をしてきた中で、誰が作詞したなど意識することなど歌っていましたが、何れの曲も、自分が幼い頃にも歌い、そして、いつの時代の子どもでも好きな曲であり、色褪せることなく歌い継がれていたことは間違いないと思います。そして、これからも毎年、卒園式の時期を迎える時期、多くの保育所・幼稚園などで歌われることでしょう。もし、5歳児N組・M組の子どもたちが「いちねんせいになったら」を歌う姿を見ることがあれば104歳という年齢で天国へと旅立った、まどさんを思い出しながら聞くこととなるでしょう。まどさんのご冥福をお祈りします。
 さて、他の月に比べて短い2月は今日で最後となり、あっという間に明日から3月。卒園や進級に向けて益々忙しくなり年度末を実感する時期となります。そんな時期だというのに急遽研修旅行へ出掛けることとなりました。正直、この時期しばらく保育園を留守にするということは、研修から戻った時、間違いなく仕事が山となっていることを意味しますが、研修は「自分のため」ということ以上に、「保育園、そして子どもたちのため」でもあります。しばらくの間、留守を守ってくれる職員や子どもたちのためにもしっかりとした学びをしてきたいと思います。
2014年02月28日(金) No.1249 (園長日記)

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