Diary

晴天なのに!?晴天だから!?


今日は朝からとても暖かく、園庭に積もった雪がどんどん融け始め、水となって正門や送迎用の道路に川のように流れ出しました。また園庭中央のケヤキの根元の雪も融け、雪に埋もれていた葉牡丹やパンジーやビオラがしばらくぶりにお日様の日差しを浴びていました。それでも、まだまだ雪が残っていて、今日のサッカー教室は外で出来る状態にはなく、晴天だというのに隣接する東部体育館をお借りして行うこととなりました。しかし、園庭のコンディションが悪くサッカーが出来ないということを4・5歳児の子どもたちは納得したでしょうが、それ以外のクラスの子どもたちも今日は園庭で遊ぶことは出来ませんでした。なぜなら、いつものように朝の職員打ち合わせを終えたころ、役場の担当課から「今日はPM2.5の影響が心配されるということで、小学校ではマスクの着用をお願いしています。保育所でも、子どもたちの健康被害の影響を優先に考え、本日の外遊びは控えて頂けますようにお願いします」という電話がありました。そこで、既に園庭で遊んでいた先生に役場からの連絡を伝え、子どもたちに声を掛けてもらい、同時にまだ保育室で過ごしていた先生や子どもたちにも声を掛けてもらいました。それまで、楽しそうに遊んでいた子どもたちにとっては、「こんなにいい天気なのにどうして外で遊べないのだろう?」という思いがあったと思いますが、いい天気だからこそ飛散してきて来るという矛盾。外交を通し、世界全体でこの公害について何とか策を講じてもらいたいものです。ちなみに、4・5歳児の子どもたちは外で遊べなかった不完全燃焼分を体育館でのサッカー教室で発散してくれたことを願います。
2014年02月26日(水) No.1247 (園長日記)

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