Diary

ドッグファイト(dog fight)


今日は1歳児S組と4歳児A組の子ども達をバスに乗せて河川敷に白鳥を見に出掛けました。たった数日前に5歳児の子ども達がソリ滑りをした坂も、河原までの道も信じられない程に雪が融けていて、おぼつかない足取りながらも1歳児の子どもたちでも川岸まで歩くことが出来ました。ところが、先日同様、餌欲しさに川から上がってきた鴨たちに取り囲まれ、S組は膠着状態の子どもが続出。一方、そんな事はお構いなしといった様子の4歳児の子どもたちは持っていったパンや古米を撒き散らし!?そんな餌を夢中で食べる鳥たちに大喜び。ところが、前回もそうだったのですが、鴨などの水鳥に混ざって海からやって来たであろう気性の荒いカモメが必死に餌を横取りしようとするのです。
 戦闘機による格闘戦をさした言葉に「ドッグファイト(dog fight)」という言葉があるのですが、その言葉は犬同士が尻尾を追いかけっこする姿に由来します。そんな言葉にピッタリな状況を今日見ることが出来ました。それは、餌をくわえた鴨から餌を奪おうと一羽のカモメが執拗に鴨を追いかけ、鴨はやっとありついた餌を取られまいと餌をくわえたまま見事な飛行を披露し、ドッグ(dog)ファイトならぬ、ダッグ(duck)ファイトを繰り広げていたのです。しかし、そんな見事な飛行に子どもたちが気付くはずもなく、どこからかやって来てくれた念願の白鳥にも持っていった餌を全てばら撒きご満悦!園に戻り、給食を食べ終えた1歳児子どもたちは、いつもなら先生達にトントンとされて眠りにつくのに、今日は興奮と歩き疲れからなのでしょう、A君などは歯ブラシをすることを嫌がり、あっという間に夢の中に行ったという報告を受けました。彼等は一体どんな夢を見たのでしょう?
 ところで、S組とA組には兄弟関係が多いからなのか、とても自然な異年齢交流が出来ていることを感じました。いつかまた一緒に出掛けたいと思います。
2014年02月25日(火) No.1246 (園長日記)

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