Diary

納得


2週続いて降った雪も日中の日差しに少しずつ融け始め、除雪され積まれた大きな塊や園庭のかまくら、完成までは至りそうにないイグルーも小さくなっていっています。そんな雪との格闘に時間を取られ、気になっていたもののしばらく取り組むことの出来なかった薪作りを数日振りにすることが出来ました。とはいえど、雪に埋もれていない丸太は殆ど無いため僅かばかりの薪しか作れません。しかし、大雪になる前に作っておいた薪は底をつきそうなため、自転車操業をしているような状態です。しかも、先日、そして今日の薪となった木は“松”この松という木はご存知の通り油を含んでいるため良く燃えるのですが火持ちが悪く、結構な大きさの薪でもあっという間に燃え尽きてしまうのです。しかも煙突から出る黒っぽい煙と匂いが松の薪を燃やしているということを感じさせます。そして、そんな煙と匂い、凄い勢いで燃える様子から、戦時中(とは言っても敗戦が色濃くなってきた頃)資源の少ない日本は戦闘機を飛ばすために松の木の根から燃料を作ったということが納得できます。
 さて、話は一転しますが、ソチオリンピック、フィギュア女子で金メダル獲得を目指していた浅田真央選手は念願叶わず6位という結果でした。ショートプログラムでは納得のいく滑りができなかったのでしょうが、フリーの演技は納得のいくものだったことと思います。オリンピック選手とはレベルが全く違い、比較できるものではありませんが、誰でも自分の納得いく仕事や人生など、なかなかないのが事実。だからこそ、自分で納得のいくことができた時の喜びや達成感は嬉しいものとなるのでしょう。さて、僕は…。頑張らなくては。
2014年02月21日(金) No.1244 (園長日記)

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