Diary

期待


現在ロシアのソチにて開催されている冬期オリンピック、多くの方が日本人選手の活躍とメダル獲得に期待を寄せ応援しているかと思います。中でも今期のワールドカップスキージャンプ女子ノーマルヒルで13戦10勝(敗れた3戦も表彰台に上がるという)いう圧倒的な成績を残し、安定感を誇っていた高梨沙羅選手は金メダル獲得が確実と言われていましたが4位という結果でした。この結果には様々な要因があるようですが、もしかすると、17歳という年齢は日本国中からの金メダル獲得は当たり前という期待やプッレッシャ−に打ち勝つことが難しかったのかも知れません。応援する人たちは自分は出来もしない競技なのに、俄か評論家になり、選手に対して勝手に期待を寄せ、あれこれ評価したり、批判したり、終いには失望したり…。これでは期待される側はたまったものではありません。きっと今後行われる様々な競技についても選手に多くの期待がのしかかることと思います。しかし、一方的な期待を気にすることなく一生懸命にプレーして欲しいと思います。
 さて、昨日11日は東日本大震災から2年11ヶ月目の日でしたが、被災地の復興はまだまだの所が多いのが現実。そのため被災者の期待がなかなか形になっていないように思えてなりません。そんな被災者の皆さんの期待に沿うように少しでも早く、復興が進むことを願わずにはいられません。
 保育園においては、今日、来年度入所する子どもたちの入園説明を行い大勢の保護者の皆様にいらして頂きましたが、当然のことながら保護者の方々は保育園に対して色々な期待を持たれていることと思います。我々はそんな保護者の皆さんの期待にこそしっかり応えられるように保育に当たらなければならないことを再認識しました。
2014年02月12日(水) No.1237 (園長日記)

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