Diary

鬼の居ぬ間に洗濯


クリスマス礼拝を終え、どのクラスからもどことなくホッとした雰囲気とゆったりと時間が過ぎている様子が感じられます。その一方で5歳児クラスは今月末にその他のクラスも来月に保育参観が予定されているため、新たな準備が始まっているようです。そのためなのでしょうか、今日は普段ならば3歳以上児の誰かは遊んでいる午前中の時間にもかかわらず、ある時間、園庭から子どもたちの姿と声が消えたのです。ところが、ほどなくして午前のおやつを食べ終えた1・2歳児が園庭に出てきました。嬉しいことにいつもならば他のクラスの子どもたちが使っていて、なかなか独占して使うことができない手押し車などの遊具が使い放題であることに気付き、僕に向かって嬉しそうに「ぶっぶ(車)」と話し掛け遊び始めました。勿論、日々の保育の中で3歳以上児だけが遊具を独占し貸してあげないなどということはありませんが、誰にも邪魔されることなく嬉しそうに遊ぶ姿は、ある意味“鬼の居ぬ間に洗濯”といった感じでした。こんな1・2歳児の子どもたち同様、職員室には僕がいないことは、それこそ“鬼の居ぬ間に洗濯”であり職員は仕事が捗ること間違いありません。そのためにもお天気のいい日は極力職員室を離れ、薪割りに徹しようと思います。
 さて、今朝は結構な冷え込みでしたが、そのお陰で蔵王がとてもきれいに見えました。そのあまりの綺麗さに、久しぶりに園舎東側の山に登り蔵王の山並みと冬の保育園の様子を写真に納めました。そして、ふと気付いたことがあります。それは、これからが寒さの底となるにも関わらず、木々には春を待つ新たな芽がしっかりと育っていること“冬来たりなば春遠からじ”ということです。あ〜あ、早く暖かい春が来てくれないかなあ…。
2014年01月15日(水) No.1214 (園長日記)

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