Diary

年齢差


今日は2歳児H組の子どもたちと先生たちから依頼を受け、先日積み木をプレゼントしてくれたY工務店にお礼を届けるためにバスを走らせました。これまでいも掘りなど園外保育のために子どもたちをバスに乗せて走っていましたが、H組はバスに乗るのが今日が初めてだったようなのです。そんなこともあり、昨日、「えんちょうせんせい、あしたバスにのせてね」と嬉しそうに職員室までお願いしに来てくれていたのです。それほど楽しみにしていた子どもたちは念願だったバスに乗り込むとニコニコ大喜び!そして、その嬉しさのテンションのままY工務店で歌と子どもたち手作りの切干大根をプレゼントして満足して帰ってくることができました。歌を歌う時も緊張した様子がない、まさに天真爛漫な姿はやっぱり2歳児の子どもたちだと実感しました。そして、園に到着すると、送迎の時間帯には車が走っていて遊ぶことのできない園舎東側の道路で3歳児H組のM先生と子どもたちが二列に並びリレーを始めようとしていたのです。そこで、「こんなところで何してるの?」と声を掛け、リレーの様子を見ていたのですが、5歳児の子どもたちならば、靴が逃げても勝つために必死に走るであろう場面で、焦ることなく靴が脱げたところまで戻り、そこに座り込んで靴を履きまた走り始めたり。次の友だちにタッチすることなく走り終えた子どもたちが待機するところに座り込んだりと、何とも3歳児らしい信じられない行動を随所に見ることができほのぼのとした気持ちにさせてもらいました。そんな子どもたちの姿を見て、今後の成長がとても楽しみになりました。
 さて、年齢差といえば、職員の中には年齢が僕の半分という若い先生が結構います。そのためジェネレーションギャップがあるので当然と言えば当然なのでしょうが、僕にとって当たり前のことが若い職員にとっては当たり前でない、反対にいえば、若い職員たちにとって当たり前のことが僕には当たり前でないと思えることが増えているように感じます。そのため、何をするにも事細かに説明や指示をしなければならないことも必然と増えてしまいます。こんなことを書きながら、自分の若い頃のことを考えてみると…。これ以上何も書くことはありません。それより、僕が若い職員の考えを理解できるように歩みより、伝えなければならないことをしっかり伝えることが大切な課題であることを思わされます。
2013年12月26日(木) No.1204 (園長日記)

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