Diary

クリスマスを目前にして


明日は子どもたちが楽しみにしていたクリスマス親子礼拝の日だというのに、感染性胃腸炎やノロウィルスに感染した子どもたちが増えたため、中止の判断をすることとなりました。例年、この時期はインフルエンザに感染する子どもが増えるため4・5歳児クラスの担任は聖誕劇が成り立たないのではないかと戦々恐々とするのですが、今年はどうしようかと悩む間もない程の速さで感染が拡大してしまい、役場や保健所からも中止の判断をすべきとの指導(連絡)が入りました。4・5歳児クラスの子どもたちは多くのお客様の前で聖誕劇を演ずることを楽しみにしていただけに中止となってしまったことはとても残念なことだと思います。保健所の方は「感染症の発生源が保育園とは限りません」とおっしゃっていましたが、結果的にはクリスマス礼拝が中止となり、多くの子どもたち、そして、そのご家族の皆様に御迷惑をお掛けしてしまったのは、園長としてしなければならない発生状況の伝達と注意換気が足りなかったということでありただただお詫び申し上げます。4・5歳児クラスだけは何としても年明けにページェントを行うことができるように日程を考える予定ですが、その日まで子どもたちの気持ちが途切れないように励ましてあげたいと思います。
 さて、こんな辛い出来事がある中でも子どもたちは僕に笑顔と喜びを与えてくれます。それは皆さんもお気付きかと思いますが、各保育室に洗濯物を乾しているかのように靴下が下げられていることです。あの靴下はサンタクロースから届いた手紙に書かれていた約束を守り、プレゼントが届けられるようにと吊るされているのですが、5歳児M組には洗濯してもらってから吊るすべきと思えるような汚れたくるぶしソックスが吊るされているのを発見し一人笑ってしまいました。どうやらその靴下はMちゃんのらしいのですが、サンタクロースはあのMちゃんの靴下には洗浄力抜群の洗剤を届けてくれるでしょう。悲しみや暗さの中にこそクリスマスの明かりが光りが輝くことを、礼拝中止の判断とくるぶしソックスから感じた次第です。Mちゃんあのソックスに素敵なプレゼントが届くようにサンタさんにお願いしておくね!
2013年12月20日(金) No.1201 (園長日記)

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