Diary

“ごろすけおばちゃん”と“ごろつきおじさん”!?


保育園では毎月一回、近所で文庫を開いていらっしゃる、日下和枝さん(通称“ごろすけおばちゃん”)にいらして頂き、絵本を読んでいただいたり、伝承遊び(手遊び)などを教えていただいたりしています。担任の先生たちも日々子どもたちに絵本を読んだり、手遊びをしたりしていますが、月に一回(実際に、自分のクラスに来るのは年に数回だけという)しか来てくれない、ごろすけおばちゃんの絵本の時間はちょっと特別な時間と捉えているようなことを感じます。そんなたくさんの絵本をお持ちの日下さんに以前、生意気なことに、「○×*※△■□という絵本ご存知ですか?」とお聞きしたことがありました。すると「残念ながら知りません」という意外な返事が返って来たのです。「では、今度いつか、ご覧になって頂けるように保育園に持ってきておきます」と約束をしてはや数ヶ月が過ぎてしまっていました。約束後、何度も保育園に来て下さっていたのですが、僕のスケジュールが合わず、持ってきてあった絵本をご紹介することができないでいました。しかし、今日、ようやく、子どもたちのクラスへ行って頂く前に実際に手にとってご覧いただくことができました。そして、子どもたちに本を読んでくださった後、職員室でお休み頂いた際「園長先生、大変申し訳ないのですが、先程の絵本、お借りすることはできますか?」とおっしゃるのです。これまでたくさんの絵本と関わっていらしゃった日下さんにそんなことをおっしゃって頂くことができ、とても光栄だったのですが、僕が持っている絵本で日下さんがお持ちでない絵本が結構あることを知りました。今では子どもたちに絵本を読んであげることはほぼ皆無となっていましたが、今日、久しぶりに収穫感謝礼拝の際、園長のお仕事の手伝いとして、旧園舎の近所の元職員、Hさんのところまで灰を届けてくれた、3歳児H組の子どもたちにお手伝いのお礼に絵本を読んであげました。予定では2冊だったのですが、時間の都合上、今日は1冊だけになってしまったので、残り1冊はまた時間のある時に読んであげたいと思います。ちなみに、日下さんは“ごろすけおばちゃん”ですが、さしずめ僕は“ごろつきおじさん”といったところでしょうか。もし、他のクラスからリクエストがあれば馳せ参じたいと思います。
2013年12月04日(水) No.1188 (園長日記)

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